ペット介護士の資格を取得すると、どんな場所で働ける?
資格取得を目指す時、取得後の活躍の場ももちろん大切な事です。ペット介護士の取得後は、どのような活躍の場所があるのでしょうか。
老犬ホーム
最近、開業軒数が飛躍的にのびているのが「老犬ホーム」というサービスです。
高齢になり自宅での世話ができない、痴呆症があり自宅においておけない、家族の事情で飼育継続が出来ない場合など、老犬ホームへ入所させ、終身飼育を依頼するのです。
大半は非常に高齢な場合が多く、日々の生活にも手助けが必要な場合が多いです。
食事の世話、排せつ、入浴等の世話を行うことが日々の業務です。
このような施設では、トリマーでもなく看護師でもなく、介護士が必要とされています。
ペットシッター
高齢のペットは、ペットホテルやトリミングショップの利用を断られてしまう事が大半です。
そのような場合、ペットシッターとして家庭を訪問し、ペットの世話を代行するサービスです。
ペットシッターと聞くと、留守中の食事や散歩のイメージが強いですが、日本では、散歩の依頼よりも、介護の手伝いの依頼の方が件数が多いのです。
来客の間だけ世話を変わってほしい、高齢のペットの入浴をさせ、爪を切ってほしい、徘徊してしまい目が離せないので、留守の間だけ見ていて欲しいなどの飼い主さんの要望に応えることも介護士の大きな役目なのです。
リハビリ療法士
ダックスやコーギーなどの足の短い犬の多発しているヘルニア症。
この病気は手術をすることで、歩行可能な状態まで治すことが出来ますが、手術後は数か月にわたるリハビリが必要です。
リハビリは、毎日少しずつ続けることが大切ですから、都度家庭を訪問し、飼い主さんにリハビリの方法を指導するという介護もとてもニーズが高まってきています。
動物病院の助手
手術後のリハビリ、治療を目的としたダイエット、長期入院中のペットの世話など、治療を終えた後の療養期間を支えるための存在が動物病院では必要とされています。
もう少し状態が良くなれば、自宅にかえる事ができる。自宅に帰ることが出来るようになるまでの間、ペットの世話をするという仕事なのです。