小動物介護士(日本ペット技能検定協会)とは?
ペット介護士は、他にも様々な名称で知られています。
それは資格認定機関によって名称が異なるためですが、ペットを介護するスペシャリストに対する資格としては、全て同じものであると言えるでしょう。
今回はその資格の一つである、一般社団法人日本ペット技能検定協会が認定している小動物介護士の資格についてご紹介したいと思います。
小動物介護士資格とは?
一般社団法人日本ペット技能検定協会は今から約20年前に設立された協会で、全国共通の履修カリキュラムに基づいたテキストを用い、ペットに関する知識と技術の統一試験を実施してきました。
ペットビジネスにおいてあらゆる分野のセミナーや通信教育を実施しており、小動物介護士の資格についても、こちらの協会の通信教育で取得することができます。
小動物介護士の資格は、幅広い年代の方が注目している資格となっており、トリマーや小動物看護士に次いで受験者が多い資格となっています。
小動物介護士の資格試験はどんなもの?
小動物介護士の資格を取得するためには、一般社団法人日本ペット技能検定協会が提供している通信教育を受講し全てのカリキュラムを修了する必要があります。
年齢制限は特にないため、学生であっても、また高齢であっても講座さえ修了していれば受験することができる資格となります。
試験内容としては、飼い主がペットと死別した時に陥る状態であるペットロスの定義について、また基本的なペットの介護の仕方や、他にも応急処置の仕方などから出題されます。
試験は筆記試験となっており、試験に合格するとライセンス交付料として12,000円を支払うようになっています。
小動物介護士の資格は、動物看護と介護学などの知識の他にも、グルーミングやトレーニングなど実技的なことも学べるのが特徴となっています。
ですからペットを介護するに当たって、実際的なポイントを学べるので即戦力として活躍することが期待できるのではないでしょうか。