ペット介護士の仕事内容とは?
飼い主とペットの高齢化に伴い、最近よく耳にするようになってきたペット介護士という仕事。
介護士という言葉からなんとなく推測できてしまうペット介護士の仕事ですが、一体その仕事内容とはどのようなものなのでしょうか?
仕事内容はどんなもの?
ペット介護士とは、端的に言うとペットの介護をする人のことを指します。介護が必要になった老齢のペットや、病気で生活するのに援助を必要とするようになったペットたちのお世話をする仕事と言えるでしょう。
ただ介護と言っても、その仕事内容は多岐に渡ります。生活全般に援助が必要なペットから、少しの補助だけですむペットなど、それぞれのペットの状態によってもケアの仕方は異なってくることでしょう。
病気や加齢によって寝たきりになってしまった大型犬などは、食事や排泄の補助から床ずれ予防など、実に人間と同じほどケアするのに労力が掛かります。
言葉が話せない分、ペットたちがどうして欲しいかを察知してあげる能力が求められることでしょう。
ペット介護士は楽な仕事じゃない!
先述したように、大型犬の介護は気力も体力も必要になる仕事です。
動物が好きでペット介護士の仕事に就いた人々でも、元気に走り回る彼らではなく、徐々に弱っていくペットたちを目の当りにするのは非常に辛いことでしょう。
ペットたちも人間同様に年を取ると、痴呆症になってしまったり、体の痛みのために常に鳴き声をあげるようになります。
また、自分では何もすることのできない歯痒さからか、以前は噛む癖など全くなかったペットたちでさえも、噛み付いてくることがあります。
それらペットの感じるストレスや苦痛を全て引き受け、少しでもペットたちが安らかに老後を暮らせるようにお世話をするのがペット介護士の仕事です。
ですから、他のペットビジネスの現場以上に動物たちへ愛情のこもった接し方をする必要があると共に、ペット介護士の仕事は決して楽な仕事ではないという事ができるのではないでしょうか。